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AIブームはもう終わり?技術の限界か、それとも新たな夜明けか

2025年3月1日

【目次】

 

【記事概要】

「AIはもう終わり」という議論について、実際のところAIは終わるどころか、むしろ新たなフェーズへと進化しているという視点から解説します。本記事では、AIの進化の段階、生成AIの現状、そして今後の展望について詳しく掘り下げます。また、ガートナーのハイプサイクルを基に、AI技術の成熟過程と社会への浸透の仕組みについても説明します。AIはブームの終焉ではなく、新たな発展のステージに突入しており、今後さらに重要な役割を果たしていくでしょう。

 

【著者情報】

こんにちは、IT・DX教育サービスを提供する株式会社サートプロの近森満です。
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AIは本当に終わるのか?

最近、「AIはもう終わりだ」といった言説を耳にすることがあります。特に、生成AIの進化が一段落したことで、「AI技術の限界が見えてきた」「データ不足で成長が止まる」といった懐疑的な意見が増えているのも事実です。しかし、これを「終わり」と捉えるのは早計です。むしろAIは新たなフェーズへと進化しつつあり、社会全体により深く組み込まれる段階へと移行しています。

 

 

AIブームの変遷と今

AIの進化は大きく3つのブームを経てきました。

①第一次AIブーム(1950年代〜1970年代):ルールベースのプログラムが主流。

②第二次AIブーム(1980年代〜1990年代):エキスパートシステムの台頭。

③第三次AIブーム(2010年代〜現在):機械学習、ディープラーニングの飛躍的進化。

そして現在、第四次AIブームとして、AGI(汎用人工知能)やASI(超知能)といった次世代のAI技術が登場しつつあります。特に、AIエージェントの進化が進み、単なる生成AIではなく、ユーザーの目的を理解し、最適なアウトプットを提供する技術へとシフトしています。

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ガートナーのハイプサイクルで見る生成AIの位置

新技術はガートナーのハイプサイクルに沿って発展します。

①黎明期(技術が登場する)

②過度な期待のピーク期(話題が先行し、過剰な期待が集まる)

③幻滅期(実用化の課題が浮き彫りになり、関心が低下)

④啓発期(課題を克服し、安定的に技術が普及)

⑤生産性の安定期(社会のインフラとして定着)

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www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20240807-future-oriented-infra-tech-hc

 

現在、生成AIは「幻滅期」に入ったと考えられます。ChatGPTの登場当初のような熱狂は薄れ、「AIが仕事を奪う」「AIを使わないと遅れる」といった極端な意見も減っています。しかし、これは終わりではなく、技術の成熟プロセスの一環であり、「啓発期」を経て「生産性の安定期」へと移行していくことが予測されます。

 

 

AIが日常に溶け込む未来

現在、生成AIは**「特別なツール」から「当たり前の技術」**へと変わりつつあります。例えば、

・デザインツール(Canva):AIによる画像生成機能が標準搭載。

・スマートフォン(Google Gemini, AppleのAI機能):検索やスケジュール管理にAIが活用。

・業務ツール(Microsoft Copilot, Notion AI):文書作成やデータ整理をAIがサポート。

このように、AIは個別のアプリとしてではなく、既存のツールやシステムに統合され、ユーザーが意識しない形で機能する時代が訪れています。

 

 

AIの未来と人間の役割

AI技術の進化は、「人間の仕事を奪う」という恐れを生むこともあります。しかし、実際にはAIは「人間の能力を拡張する」ツールとして機能します。

・創造性の補助:AIがアイデア出しや文章生成をサポート。

・ルーチン業務の自動化:単純作業をAIが処理し、人間はより高度な業務へ集中。

・意思決定の補助:データ分析をAIが行い、人間が最終判断を下す。

つまり、AIと人間が共存する社会では、**AIを使いこなす能力(超知性リテラシー)**が求められるのです。

 

 

まとめ(企画書のネタ):AIは進化し続ける

結論として、「AIは終わり」ではなく、むしろ新たなステージへと突入しています。

・AIは「ブームの終焉」ではなく「普及・定着」の段階。

・生成AIは幻滅期を経て、啓発期・生産性の安定期へと進む。

・AI技術はツールの一部として日常に溶け込み、人間の生産性を向上させる。

・今後はAIと共存するためのスキル(超知性リテラシー)が重要。

今こそ、AIの本質を理解し、適切に活用することが求められています。未来の変化を見据え、AIと共に成長していきましょう。

 

さいごに

本記事が皆さまの気づきにつながれば幸いです。
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【著者情報】

近森 満(ちかもり みつる)
株式会社 サートプロ 代表取締役CEO(人材育成・教育支援)
一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定+DX認定)
ET教育フォーラム 合同会社 代表(コンテンツ制作)
経済産業省 地方版IoT推進ラボビジネス創出事業メンター(IoT支援)
経済産業省 地域DX推進ラボビジネス創出事業メンター(DX支援)
デジタル庁 デジタル推進委員(デジタル化支援)
DX事業共同組合 設立理事(DX推進)
www.certpro.jp/blogs/dx_chikamori/