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白熱レポート!EdgeTech+ West 2024/7/11 パネルディスカッション「推進者が語るDX、IoTの取り組み状況とそこから見えてきたもの」

2024年7月19日

開催概要

イベント名称: 推進者が語るDX、IoTの取り組み状況とそこから見えてきたもの
~DX、IoTを推進して、ぶっちゃけ何が変わったん?~ と思いますか??
開催案内はこちら https://f2ff.jp/introduction/9221?event_id=etexpo-west-2024
イベント日時: 2024年7月11日(木) 15:15-16:45
イベント会場: EdgeTech+ West 2024, Room1 ヒートアップセッション
イベント主催: 一般社団法人組込みシステム技術協会
モデレーター: 松尾 圭浩 (株式会社富士通ラーニングメディア)

各パネリスト:

  • 近森 満 (株式会社サートプロ 代表取締役CEO)
  • 辻野 一郎 (DXpower 代表)
  • 岩井 健男 (株式会社ギフトパッド VPoE システム本部 部長)
  • 川野 晃太 (うみらぼ株式会社 代表取締役)

モデレーターの挨拶

株式会社富士通ラーニングメディアの松尾圭浩氏が、本日のパネルディスカッションのモデレーターを務めました。松尾氏は、参加者全員に対し、次のように挨拶しました。

「皆さん、本日はお忙しい中、『推進者が語るDX、IoTの取り組み状況とそこから見えてきたもの』のパネルディスカッションにご参加いただき、誠にありがとうございます。私は、本日のモデレーターを務めさせていただきます、株式会社富士通ラーニングメディアの松尾圭浩です。

このセッションでは、DXやIoTの取り組みを実際に推進してきた皆様から、現状の報告やこれからの取り組みについてお話を伺います。DXやIoTの推進によって何がどう変わったのか、その具体的な成果や課題について深掘りしていきたいと思います。

前半はパネリストの皆様によるプレゼンテーションを、後半はディスカッション形式で進めてまいります。皆様には、この機会を通じて多くのヒントを持ち帰っていただければと思います。それでは、さっそく始めていきましょう。」


セッション内容

1. 近森 満氏の発表

近森氏は、DX推進のための人材育成と教育支援に関する取り組みを中心に語りました。彼の会社、株式会社サートプロは、IT技術者のスキル可視化のために様々な検定制度を構築し、DX推進に向けた教育プログラムを提供しています。彼は、DXにおいてスキルセットだけでなくマインドセットの重要性を強調しました。

キーワード:

  • マインドセットの重要性: DXのDはデジタルなのでITリスキリングを求めがちだが、Xは変革というこれまでにないマインドセットを社内で醸成、合意形成する必要がある。
  • スキルセットとマインドセット: 技術スキルだけでなく、DX推進のためには社員全体のマインドセットの変革が不可欠。
  • 教育プログラム: IoT検定、アジャイル検定、プラスDX認定試験などの具体的な取り組み。

特徴的なコメント: 「DXにおける変革は単なる技術の導入にとどまらず、企業文化そのものの変革を伴います。スキルセットの向上だけでなく、全社的なマインドセットの変革が成功の鍵となります。」

2. 辻野 一郎氏の発表

辻野氏は、中小企業向けのDXコンサルティングに関する取り組みを紹介しました。彼の会社、DXpowerは、IT/IoTを活用して中小企業の生産性向上を支援しています。元大阪府職員としての経験を活かし、地域や中小企業の課題解決に取り組んでいます。

キーワード:

  • 中小企業のDX: 中小企業においてもDXが重要であり、段階的なアプローチが効果的。
  • リーンスタートアップアプローチ: 小さく始めて徐々に拡大するアプローチの有効性。
  • SNSマーケティング: クラウドサービスの活用やSNSマーケティングの重要性。

特徴的なコメント: 「DXは大企業だけのものではありません。中小企業でもリーンスタートアップアプローチを採用することで、小さな成功を積み重ね、徐々に大きな成果を上げることができます。」

4人、勉強している人、群衆、テキストの画像のようです

3. 岩井 健男氏の発表

岩井氏は、株式会社ギフトパッドでのDX推進に関する取り組みを紹介しました。主にフィンテックソリューションやE-Giftサービスの提供を通じて、DXを推進しています。

キーワード:

  • フィンテックソリューション: クラウドプラットフォームの開発・運用を通じたDXの実現。
  • 新しいビジネスモデル: 多様なサービスを通じて、新しいビジネスモデルを創出。
  • エンジニアリングチームの育成: 社内のエンジニアリングチームの育成・管理の重要性。

特徴的なコメント: 「フィンテックはDXの一環として、多くの可能性を秘めています。クラウドプラットフォームの活用により、新しいビジネスモデルの創出が可能になり、エンジニアリングチームの育成がその成功を支えます。」

4. 川野 晃太氏の発表

川野氏は、うみらぼ株式会社での地域創生とマリンテックの取り組みを紹介しました。彼は、実家の真珠養殖場跡地をリノベーションし、複合リトリート施設を運営しています。

キーワード:

  • 地域創生: 地域課題に対するDXやIoTの適用事例。
  • マリンテック: 自動運転船や海中ドローンなどの技術の活用。
  • 持続可能な発展: 地域の持続可能な発展に向けた新しい産業創出の取り組み。

特徴的なコメント: 「地域創生は、その地域固有の課題解決と新しい産業創出が鍵となります。マリンテックを活用することで、地域の持続可能な発展を目指しています。」


ディスカッション内容

パネルディスカッションでは、各パネリストが発表した内容を基に、DXやIoTの具体的な取り組みやその成果について議論が行われました。以下は主な議論の要点です。

  • DXの成果と課題: DX推進により、生産性向上や新しいビジネスモデルの創出、顧客体験の向上が実現されている一方で、まだ多くの課題が残っていることが共有されました。
  • 中小企業のDX推進: 中小企業においては、リソースの限界があるため、段階的に進めるアプローチが有効であることが強調されました。
  • 地域創生とテクノロジーの融合: 地域の持続可能な発展のためには、テクノロジーの活用が不可欠であり、特に地方の課題解決に向けた取り組みが重要であるとされました。

総括とモデレーターの締めの挨拶

今回のパネルディスカッションでは、DXやIoTの取り組みに関する具体的な事例や成果が共有され、参加者にとって非常に有益な情報が提供されました。各パネリストの発表を通じて、DX推進のための様々なアプローチや課題が明らかになり、今後の取り組みに向けた重要な示唆が得られました。

松尾圭浩氏は締めの挨拶で、次のように述べました。

「本日のディスカッションを通じて、DXやIoTの取り組みがどのように企業や地域に変革をもたらすのか、その具体的な成果と課題について多くの知見を共有いただきました。各パネリストの皆様、そして参加者の皆様に感謝申し上げます。皆様がここで得た知識やインスピレーションを、今後の取り組みに活かしていただければ幸いです。これからも、DXやIoTの推進を通じて、さらなる革新と成長を遂げていきましょう。本日は誠にありがとうございました。」


 

以上が、2024年7月11日に開催された「推進者が語るDX、IoTの取り組み状況とそこから見えてきたもの」の開催レポートです。

5人、眼鏡、テキストの画像のようです

 

熱いディスカッションの内容は全編アーカイブ配信をする予定です。

2024/7/27-8/23に配信しますので登録はこちらからお願いいたします。

www.jasa.or.jp/etwest/

EdgeTech+ West 2024

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